はじめに
動画にテロップ（文字）を入れるとき、Premiere Proの初期設定では文字の縁（ストローク）の角がとがって表示されることがあります。
実はこれは、映像制作の現場ではあまり好まれません。
角がとがっていると文字が固く見えたり、デザイン全体の印象が少し古く感じられることがあるためです。
そこで今回は、テロップの角を自然に丸くする方法を紹介します。
方法
ラウンド結合を設定する
まずは文字の縁（ストローク）の角を丸くする設定を行います。
- テロップを選択した状態で、［プロパティ］ → ［アピアランス］→ ［設定］ を開きます。
- 「ストロークスタイル」の項目を「ラウンド結合」と「丸形線端」を選択します。
これで文字の角がやわらかく丸くなり、より自然な仕上がりになります。
環境設定でデフォルトを変更する
毎回設定するのは面倒…という方は、初期設定を変更しておきましょう。
- メニューから ［編集］ → ［環境設定］ → ［グラフィック］ を開きます。
- 「ストロークラインの設定」を「ラウンド結合」と「丸形」に変更します。
これで今後作成する新しいテロップも、最初から角が丸い状態で作られるようになります。
まとめ
- Premiere Proでは、初期設定のままだとテロップの角がとがっている
- 「アピアランス」からラウンド結合に設定することで角を丸くできる
- 環境設定でデフォルトを変更すれば、毎回設定する手間が省ける
見た目の印象を整えるだけで、テロップの完成度がぐっと上がります。
ぜひこの設定を取り入れて、プロのような仕上がりを目指してみてください。
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